スポンサード リンク
バイオエタノールはバイオマスエタノールとも呼ばれ、産業資源であるバイオマス(サトウキビ、トウモロコシなど)を発酵させた上で蒸留して作られるエタノールのことです。
原則として炭水化物含有の原生生物由来資源であれば、原料は何でも構いません。
ただ、効率を考慮して、糖質、もしくはデンプン質を多量に含んでいる植物性資源が重宝されています。
砂糖きび、モラセス、甜菜が、デンプン質を多量に含む原料としては、トウモロコシ、ソルガム(モロコシ、こうりゃん)、ジャガイモ、サツマイモ、麦などがあり、ブラジルではモラセス、アメリカではトウモロコシ、欧州では甜菜を主に使用しているそうです。
2007年の時点で、実証プラントがバガス、パルプ廃液、廃材木などに含まれるセルロースなどの多糖類を分解することで原料にする方法の研究を開始しました。
尚、エタノールは酒類など様々なものに含まれていますが、内燃機関燃料以外の用途の場合は、バイオマスエタノールと呼称することは殆どありません。
以下にバイオマスエタノールの利点と欠点を記してみます。
・再生可能エネルギーを使用する為、理論的には永続使用出来る。
・燃焼の際、二酸化炭素を増加させない。
・ガソリンと比べてノッキング発生率が低い。
・ガソリンと混合し易い為、一定の混合比まではガソリン内燃機関を改造しなくても良い。
・同量のガソリンと比べて、34%程度熱量で劣る。
・内燃機関のゴム製、プラスチック製部品を腐食させる可能性がある。
石油、天然ガスからもエタノールは合成出来ますが、そちらは『合成エタノール』と呼ばれます。